サハリン北部油田開発に伴うサハリン州のインフラ整備は、
不透明ではあるが、縮小する道内市場に比べると、魅力あるものに
なってきている。
企業戦略の一つに、「海外進出」があるが、道内建設業にとって
それほど
一般的な戦略とはなっていないが、プロジェクトには
大手ゼネコンが参入を図っている。
稚内建設協会が主体となった合弁会社「ワッコル」は、
サハリンUの天然ガス液化工場建設工事に
下請けではあるが、参入している。
多くの企業が生き残りをかけて、受注の確保に奔走する中、
海外、外国企業との合弁等、
リスクを鑑みても、
サハリンは有望な市場になりうると考える。記念事業として、
サハリンミッションを実施し、企業戦略の一つの
「海外進出」の可能性を全道会員に体感していただく。 |